アメリカでの離乳食はどんな感じなの?

さてさて、離乳食。アメリカではだいたい生後5〜6カ月からスタートします。

 

アメリカのスーパーには、沢山の種類の離乳食が置かれています。通路の片面くらいは、赤ちゃん用品や離乳食がずらーーーり。

 

日本ではたったの一面なので、びっくりしました。(アメリカは多分、日本の平均的な離乳食コーナーの広さの5倍くらいの広さが離乳食用にあるかと思います)

 

日本は離乳食の本が沢山出ていて、離乳食と言えば手作りってイメージが大きいですが、便利物が大好きなアメリカは、もちろん既製品です。

 

その種類のすごいこと。

 

 

こちらのサイトでも詳しい紹介がありました。
Modern Mama

 

肉類から野菜、豆類まで、見事にペースト化された離乳食がお店に並んでいます。(私の覚えている限り、魚は無かったかも!)

 

それを、温めることもなく、封を開けてそのまま赤ちゃんにあげます。

 

常温保存です。

 

 

アメリカでの離乳食事情|アメリカではほとんどが既製品

 

うーーーん・・・・いくら適当な私でも、そのような既製品を毎日赤ちゃんに与えることはできない。

 

ということでペーストを自分で作っていて、周りからは「すごーーい」的な目で見られました。

 

シリアルは試してみたけど

 

それでもアメリカでお馴染み&定番のシリアルは手始めにやりました。

 

シリアルっても、誰もが想像するようなカリカリやガリガリの平たいシリアルではなく、赤ちゃんのシリアルは粉になっているのです。さらさらした粉末かな。

 

そこに、少し温めた母乳や粉ミルクを入れてペーストにし、赤ちゃんに与えるのです。

 

この赤ちゃんシリアルが、まずいのなんの(汗)。

 

そして我が子も最初は全然受け入れてくれませんでした。

 

私自身も、粉ミルクで溶かして試しに食べたら、「いやーー、これは無理だな」って思ったし。変に甘ったるくて中途半端なお味。ま、それが離乳食なんでしょうけど。

 

やっぱり日本のおかゆが一番

 

結局は日本離乳食定番のおかゆを試すことにしました。

 

夫が気になっていた炊飯器の「おかゆ」のラインまで水を入れて、スイッチON!夫クン、良かったね〜〜ついに気になっていたものを目にすることができます。

 

 

アメリカでの離乳食事情|アメリカではほとんどが既製品

 

50分かけて炊飯器で作ったおかゆは本当にト〜ロトロ。あの、チューブのノリみたい。私も夫も「これは頂けないね」って言ってたけど、我が子は食べてくれました。しかも結構な量。

 

ということで、それ以来我が家で日本版おかゆは離乳食の定番になりました。

 

6カ月健診のときに、「離乳食何食べてるの?」と先生に聞かれ、「おかゆ(Porridge)だよ」と言ったら不思議な顔をされて「oh,OK」って流されたの、今でも覚えています。

 

先生、porridgeって絶対分からなかったんだろうなあ。義母や義姉に言ってもピンと来てなかったし。「何か知らないけど、食べてりゃいーや」ってスタンスでしょうか。

 

ブレンダーで離乳食を作り置き

 

さて、その後のお肉や野菜の離乳食は、結局自分で作りました。

 

既製品が好きなアメリカ人でも、中には手作り重視の人もいて、そして専業主婦の割合が増えているため、その増加につれて手作りの割合も増えているようです。

 

で、ここ何年かでベビーシャワーの定番アイテムになっているのが、離乳食用ブレンダー+容器のセット。赤ちゃんの離乳食を作るためのブレンダーと、いつ作ったか分かるダイヤルが付けられる専用の容器です。

 

一見かわいらしいし、はりきって離乳食作っちゃう感じだけど、実際はそこらのブレンダーと変わりません。パワーもないのに値段は高め、って知り合いママからは聞きました。パワーにこだわるなあ、アメリカ人。

 

私は普通のハンドブレンダーで作りました。量も作れるし、しっかりペーストになるし、何の問題もありませんでした。ハンドブレンダーなら、離乳食以外にも使えますしね。パワーもあるし(笑)。

 

大量に作った離乳食は、小分け用容器に入れて冷凍保存していました。日付はセロテープに書いて容器に貼っておけば完璧。

 

それでも、手作り:既製品を9:1の割合で与えていました。

 

外出や預かりが絡むと、どうしても既製品頼りになります。

 

その方が与える方にも負担がないし、やっぱり便利ですしね。

 

既製品は便利だから悪いってわけでも無いと思っています。

 

専業主婦が増えているアメリカでも、働いているお母さんはまだまだ沢山います。日本でも外に出て働くお母さんが増えていると言われています。

 

全てを「手作り」で抱え込むのではなく、既製品を使って楽して、たまには体や心を休めるのだって大切だと思います。

 

大人だって、疲れているときに外食したりしますよね。それと同じだと思います。

 

アメリカのレストランが日本と違うのは、アメリカのレストランは高いわりに全然おいしくないってことでしょうか。

 

日本のガ〇トやコ〇スなどのファミレスの方が断然安値でおいしいです。チップというへんてこなシステムもないし。

 

我が家は私も夫もアメリカのレストランは嫌いなので、楽しよう、ってときはせめて高めのスーパーで寿司や美味しいピザなどを買います。日本に行ったらファミレス行きまくりですが!