アメリカの保育所は高い!高すぎる!
日本でよく耳にする「保育園落ちた」とか「通った!」とかいう言葉は、アメリカでは聞きません。
それだけ保育施設が充実しているのは確かだし、お金さえ払えば6週間の赤ちゃんでも受け入れてくれます。
保育施設団体もあれば、個人でやっているところもあり、「Daycare」とか「Home Day Care」などと言います。
子供の年齢は、赤ちゃんから小学校のKinderの年齢になるくらいでしょうか。それでも、それ以上の年齢でも学校の後に保育所に預けられる子供達もいます。
時間はその施設によりますが、24時間のところもあれば、朝早くから夜遅くまでというところもあります。半日だけなど、時間帯を生活に合わせられます。
フレキシブルなところが多いので、合うところを見つけるのにそんなに苦労はしないと思います。空きがあればすぐにでも入れるというところも、フレキシブルですよね。
問題は、費用です。これがまた切実で・・・(泣)。
ここ数年アメリカで専業主婦が増えているのは、この保育所代が本当に高いからです。
実際に、私の義妹は、二人目の子供が生まれて仕事を辞めました。
勤務している会社に保育所があるので、最初の子供だけだった頃は勤務中は子供をそちらに預けてフルタイムで働いていたのですが、保育料が週に$250。
1ドル100円として、日本円で2万5千円。
一週間で、ですよ?!
ということは、一月で10万円ほどの出費がかかるのです!!
年齢が上がれば上がるほど保育料は安くなりますがそれでも高いことに変わりはないし、そこに下の子が生まれて預けることにすると、月に20万近くの出費!!
義妹が月にどれだけ稼いでいたかは知りませんが、ほとんど元が取れないということで退職し専業主婦という道を選びました。ちなみに義姉も同じ道を辿っています。
だから、私のように「子供預けてちょっくらバイトでもやるかな〜」って考えは、絶対に叶わないのです。
だって、バイトで稼ぐお金より、保育所へ払うお金の金額の方が完全に高いんですから!家計マイナスになっちゃう(笑)
旦那さんが大金稼ぎなら話は別ですが、我が家にはそれは夢の話です。仮に旦那さんが大金稼ぎなら、主婦のまま子供だけ保育所に預けて買い物やら家事やら息抜きできますわ〜。
ちなみに、義妹の例は、あの費用で中間くらいです。会社の保育所だから少し安いけど、それでもあの金額。あれより少し安いところもあるだろうけど、だいたいはもっとかかります(週に$200から$300の間でしょうか)。
アメリカ中西部のド田舎でこの金額ですので、都市部だったらもっともっと高いと思います。
割引サービスがあってもやっぱり高い保育費
二人目が生まれて、その子が一人目と同じ保育所に通うことになれば、その子の保育料は20%〜50%オフとか(笑)・・・という割引サービスは結構あります。それでも一人目は変わらぬ金額なので、結局は高いと思います。。
お安く済ませたいのであれば個人でしかもライセンス(州の資格)がない所に頼むこともできますが、最近は事情が事情なので、ライセンス持ちの保育士さんがいる保育所の方が安心だとは思います。
私の住んでいる州は、保育所サービスを行う場合は必ず州で決められたライセンスを保持していないといけなくなりました。だけど、州によっては必要ないところもあります。
個人も含めると保育所は沢山あるので、見つけるのは簡単ですが、どこが良いのか見極めるのが正直難しいです。周りのママ友や知り合いからの口コミを聞いたりして、そして実際に見学に行って決める親が多いようです。
便利なんだか不便なんだか、分からないお国ですね(汗)。