ハーフの子は2カ国語話せるの?
ハーフの子供がいるということで、必ず誰からも聞かれるのが、子供はバイリンガルなのか、アメリカに住んでいても日本語は理解するのか、ということ。
十人十色でしょ?それぞれの言語の理解度は、本当にその子供によって違います。
ベラベラ二か国語を操る子もいれば、英語しか理解できない子も。両方とも怪しいレベルだったりとか、本当に色々なんです。
我が家の場合は・・・
うちの子の場合は、未就学児のときは英語20%日本語70%の理解度でしたが(主に私と一緒にいたので)、プレスクールに通うようになってからは英語の理解力が急スピードで上がり、日本語の理解度が低くなりました。
3歳くらいのときに、町で唯一の日本語補習校に週一で通いましたが、本人が好きになれなかったため2か月ほどで辞めました。
周りには同じくらいの年齢の子も沢山いたけど、うちの子には合っていなかったんでしょうね。無理に連れて行くほどの場所でもないと思ったので、次に機会があれば・・・って思ってます。
ただ、昔も今も続けているのは、私自身が子供と話す時は日本語を使うということ。子供はなかなか日本語が話せないけど、それでも、私の話す日本語は理解できているようです。
ハーフ子持ちでよくあるパターン、「日本語で話すと英語で答えが返ってくる」化していましたが、それでも、大したことのない会話のときや、時間のあるときは、じっくり子供と話しながらも子供には日本語を使わせるように心がけていました。
全然スパルタじゃないんだけど(汗)。
「それ、なんだ?」と言っていたので、「それ、なあに?だよ」と教えたら、「それ、なんだに?」に変形しちゃったけど、可愛いのでしばらくそのままにしていました。そんな時期が懐かしい(笑)。
ビデオやVPNで日本語学習
あと、お世話になっているのは、AmazonのPrimeビデオやNetflix、それにTverです。子供の好きな「シンカリオン」や「メジャー」始め、沢山の日本語番組を観ることができます。
それらを使用するのに欠かせないのが、VPN。私はインターリンクのセカイVPNにお世話になっており、月に1000円程払っています。年間12000円だけど、その価値あります。
というのも、VPNを使ったほうが、視聴できる日本語番組が遥かに多いから。
VPNというのは、簡単に説明すると、このVPN経由でネット接続すると、あたかも日本から視聴しているよ〜ってミミックができるのです。
アメリカからネットで繋ぐと、アメリカから視聴しているということで、視聴できる日本語番組が限られてしまうのです。
ちなみにVPNは日本以外の国にもミミックができます。アメリカでも同じようなVPN提供サービス会社が多数ありますが、無料のVPNサービスや格安プランVPNはミミックがばれるのでご注意を。
アメリカの格安プランなどは、1週間お試しなどを利用して試してみるといいです。私自身以前アメリカの会社のVPNを使っていましたが、ミミックばれちゃって使えませんでした。だけど、このセカイVPNにしてからは何の問題もないので、特に日本の番組のために使いたければ尚更おすすめです。
それでもお金がもったいない〜〜って思う場合は、You Tubeなんかでも多少視聴はできますよ。
2カ国語話せるようになって欲しいですが現実には
話は子供の語学能力に戻りますが、
私の一方的な日本語と週に1〜2回の日本語番組、ほぼ毎日の日本語本の読み聞かせのおかげか、我が子の日本語の聞き取り能力は年相応ではないかと思います。
5歳の時に一時帰国で日本の幼稚園に短期通園させていますが、私の家族の言うことも、園の先生方や友達の言うことも理解していました。
話す方は聞き取りよりは劣りますが、子供自身がめちゃくちゃな日本語でも気にせず話していたことが功を奏したのか、短期通園で彼の日本語の会話力はメキメキと伸びました。
子供って、柔軟でいいな。
読みはほとんどできなくて、書きは自分の名前書けるだけです。読み書きに関しては、本人が興味を示さない限りは放置していてもいいかな〜と思っています。
最低限、日本の家族や友達とコミュニケーションとるためにも、会話はできて欲しいと思っているので。
母としてはやっぱり適度なバイリンガルになって将来に生かしてほしいって思うけど、こればっかりは操作できません。子供の将来ですからね!